特設臨時ページ
楽器forKids の会計ゴタゴタ、その真実を淡々と記すページ
 
35☆支援対象ポリシーの変遷_最初から津波地域&学校には限定してません
<このページでは支援対象を誰とするか、の変遷と公表してきた歴史を概説します>
 
発足当初より支援対象は「津波で楽器を失った子供達」だけではありません。
極初期には
・大震災にて津波などで失われた楽器を補填
・学校、音楽団体などへ
と書きましたが、2011年6月第1回大派遣以降、経験を経て変遷しました。
 
初期の内に、
 
・学校に非公認の同好会(子供達だけに依る)こそ支援対象。その地域内からの支援は立ち上がりにくいので。

・学校や既存団体での活動が続けられなくなり、新たな形での活動を始めようとしてる所こそ支援対象。これも地域内からの支援立ち上がりは遅いから。(第1回派遣での南相馬の Seeds+ は既にその例)
 
・震災で失われたのはモノだけでなく、平時なら子供達に楽器を買ってやれた親や地域の経済も同様。なので2年目以降は「失ったモノの補填」も支援対象とした。
 
といったことを表明し、やがて
 
・同様に、被災地域で子供達が主に参加する演奏団体を始めようとする所も支援対象に。(注;「被災」の「災」は津波に限りません。) (大船渡の友結バンドや、いわきの Rose On など)
 
・子供達主体ではなくとも、将来に亘り「その時点での或いは将来の子供達の音楽活動を支えうる大人の音楽活動」も支援対象としました。(飯舘町の凸凹アンサンブルなど)
 
・津波被害は及ばず校舎の損壊もまぬがれた内陸部学校では、沿岸部からの避難による生徒増加。殊に福島圏では屋内部活動の人気急上昇で楽器不足が急激に深刻に。つまり、そういった内陸部での需要も震災の結果なので支援対象に。
 
・福島の原発からの避難は東京以西含め各地に及びました。
個々の避難なのでそれ以前の団体的音楽活動は不能。

その一人一人こそ「楽器に触りたい」の気持を支援対象に。
 
2013年度以降は物品の補填以外にも、修理、現地リペアへの需要接続、指導、など違った形の支援形態も模索するようになりました。
 
・例外として大人への支援も数件あります。
高校部活引退生と卒業生にも「在学中は備品を使っていた。本人が演奏継続を希望する。それが困難なのは明らか。是非続けさせてあげたい」という顧問の先生や周囲の大人の希望が届いた際にも支援対象としました。
それらの詳細は↓
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/1838001019602542
(この記事、このページの一番下に転載します)
 

…といった変遷を辿りました。
 
その公表はFBページにしばしば書かれました。
が、その前に
 

・ホームページ(2012版)のトップにはこう書きました

【楽器forKids】は東北の子供達の音楽活動継続を支え続けています。
失われた楽器を補填し、普段とは一味違うもっと音楽と仲良くなるキッカケを届け続けています。
全国の押入に眠った楽器をバッチリ修理して、プロの演奏家が車のハンドルを握り直接手渡します。
音楽と笑顔の時間を一緒に過ごします。
現地の大人達とも連携し、よりよい未来を一緒に考えます。
現地楽器関連産業復興の一助として、繋がりにくかった現地同士の需要と供給を繋げます。
未来に音楽を諦めない子供達を支え続けます。
彼らが前を向き続けられますように。
http://www.gakkiforkids.org/index.html
 
 
・活動紹介のページでは、
 
【楽器forKids】は震災直後より楽器を突然に失った子供達のガッカリな気持ちを埋めるべく、全国の不要楽器を集め修理調整してから届けています。 プロの演奏家が直接に手渡し、共に練習し合奏します。 お金を集め新品を買って届けたいが、高額なので時間がかかりすぎる。だから中古。同時に「この楽器を被災地で活かして」という届けたい気持ちのお手伝いとも言えます。
http://www.gakkiforkids.org/aboutus/aboutus.html
 
 
FBページの紹介文では、

大震災で大切な楽器を失った
子供達の淋しい気持ちに届けましょ(^^)/
演奏を届けるのを目的にはしません
子供達と一緒に演奏を楽しむのはアリ
今、貴方の知恵と力とちょっとのお金が必要
お手元の休眠楽器もね
 
 『放課後の笑顔を取り戻そう!』
子供達の笑顔は復興のチカラです。
届けたい子供達の心は「今!」だから
お金を集めてから送るのでは時間がかかりすぎます。
全国の押入れに眠ってる楽器を贈りましょう!
【楽器forKids】に送ってくれたら、
修理調整後にプロの演奏家が手渡しで届けます。
「この手」で届けるよ!
勿論、一緒に合奏したり練習したり (^^)
 
皆さんもすぐに御参加いただけます。
先ずはこの活動をお友達に「広めて」ください!
 
1年経って、
楽器需要が満たされた地域では次の課題が。
その実現にはやはり、お金が必要です。
そんな形での参加を始めませんか?
現地での子供達の音楽活動「継続」を是非
皆で支えましょう(^^)/
 <もうちょい詳しく
埋めたいのは楽器が無くなった物理的穴でなく、
そのためにポッカリ空いた気持ちの穴。
それを埋めるのは手渡しで届ける人の心。
無理のない実現を目指します。
「この楽器を被災地で活かして」という
届けたい気持ちのお手伝いとも言えます。
 

、、、つまり、
津波被害のみを対象
・学校のみを対象
との記述はどこにも無いのを御確認くださいませ。

 
 
さて、支援対象ポリシー変遷の歴史を、FBページ記事で辿ってみましょう。
少しでも関わるものを含め列挙します。
 
2011/09/01
双葉高校吹部支援。内陸部と県南の疎開授業地への支援
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/188506917885302
 
2013/01/30
飯舘町(原発からの避難先福島市内)での子供達も参加できる管楽アンサンブル起ち上げ構想に支援予告
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/322503687870970
 
2013/03/25
福島の疎開授業地での需要に繋げてくれるよう呼びかけ
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/463637877038870
 
2013/03/25
あるTVニュース番組へ、放送内容に絡んで支援の提案
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/463636160372375
 
2013/05/30
大槌町の幼稚園に楽器類とどけ音楽交流しつつ、今後の若者達の受け皿になり得る「大槌ウインドオーケストラ(青年団体)」へも楽器支援の報告
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/489029741166350
 
2013/06/14
学校未公認あるいは外での活動への支援意思表明
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/495078390561485
 
2013/07/09
震災が無ければ買ってあげられた大人達の経済力その結果の不足も支援対象とする表明を改めて
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/505930536142937
 
2013/08/05
避難先内陸部学校での需要急騰に言及
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/517071438362180
 
2013/08/06
震災で物理的直接に失ったものでなくとも需要に応えるわけ
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/517453668323957
 
2013/09/04
物品補填ばかりでなく、将来の子供達の音楽活動を支えるような地域内交流を繋げ支えたい、という意思表明
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/529290430473614
 
2013/09/13
その月の派遣記録総括と中で、将来の子供達に波及しうる大人の音楽活動への支援にも言及
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/537072603028730
 
2014/01/03
ご寄贈楽器受け容れポリシー説明の中で、復興しない経済力の結果としての支援対象に言及
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/584298994972757
 
2014/03/30
ようやく内陸部からの支援要請が届き始めたことと、将来の子供達にも波及するような地域音楽活動への支援への意思表明、それに承諾いただける限り御協力を続けて頂きたいとのお願い
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/624933980909258
 
2014/05/02
復興しない経済が起因の需要の紹介と、類似活動が各地で立ち上がってくれるような促し
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/640036836065639
 
2014/06/22
石巻内陸部の学校。沿岸部2つの学校と合体。需要急騰
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/666352266767429
 
2014/07/16
未復興経済の影響、沿岸から内陸への避難。に加え、地域の大人達の子供達への関わりの活性化も試みたいとの意思表明
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/677447472324575
 
2014/08/05
ようやく内陸部から(沿岸から避難の多い地域を中心に)の需要が届き始めたのを紹介し、活動を止めてしまった類似団体に「今でしょ」の促し
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/686738604728795
 
2014/09/05
支援対象が個人か団体か、プレゼントかレンタルか。レンタルを始めるにあたっての逡巡を吐露
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/700432916692697
 
2014/10/02
内陸部からの需要にプレゼントとレンタルをバケツリレーで応えた報告。レンタルに踏み切った理由説明
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/712626862139969
 
2015/02/20
支援先を決断する前提の説明。「忘れないこと」の促し
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/783753268360661
 
2015/03/17
需要紹介に併せ、内陸部・未復興経済にも言及
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/795137163888938
 
2015/06/16
公平不公平とは。出会い次第で動くこと。類似団体発生への促し、殊に若い世代への期待
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/836593426409978
 
2015/11/04
ヒトヤスミ宣言に併せ、続く需要の紹介、法人化しない意思表示
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/899778186758168
 
2016/04/04
内陸避難の子に関わる必要、の記事紹介
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/980777058658280
 
2018/04/21
gfk
はナニをしてきたか。今まで見せなかった実態も紹介
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/1646815738721072
 
 
☆関連記事☆
楽器など御寄贈時の前提
 
 
☆上記FBページ記事リンクの内容を転載☆
https://www.facebook.com/gakkiforkids/posts/1838001019602542
  【楽器forKids】は原則的に高校生以下向け支援(学校、団体、個人を問わず)を標榜していましたが、来てしまった要望の様子次第ではそれ以上の大人にも支援をしてきました。   「田舎のお母さんに流された三味線を届けてあげてほしい」とか「卒業しても演奏を続けたい子達の希望を叶えてほしい」とか、普通に大人から来てしまった時にも、子供向けには扱いの面倒な(故障しやすく治しにくいなど)楽器はそこで活かすように渡したり。 もちろん、本人からの強い要望と綿密なヤリトリが有った果てに、ですが。
(説明を読まずに大人や対象外地域から来た要望は断りました。それに結構な時間を割かれました)
 
それらも含む派遣活動の全容、以前アップしましたが再度見やすくして近いうちに御覧にいれますね。
 
 
「卒業生」の場合、在学中は学校備品で活動して個人所有は無かった、ということ。
 
なお、このタイプの支援を不適切と思われる方がいらっしゃるなら、2011年の段階で沢山のクレーム対応に追われてたはずですが、当時にその記憶はありません。
 
更に詳しく言うなら、こういったケースは、
 ・対象地域内での心的外傷ケア対象とは言える
 ・本来の目的には叶わない物品がマッチする対象との出会い
の2つがマッチした結果と言えます。
卒業生あるいは引退後の高校生に渡した楽器は、子供に丁度よいというよりは大人になってもずっと使い続けられるタイプが殆ど。
 
三味線のお母さんだけは例外で、その目的の為に楽器を募りました。
ですが、その時の皆さんの反応は快く愉しいものでしたよね。
 
 

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