武田和大です。木管吹きです。

2009年頃の古文書です
ぼちぼち現状に即して書き直そうかと(2019/07)


転調表
(20090709改訂版)

うわ、大きな漢字で書くと時代劇っぽいですなぁ。

・転調前後のキーの音程関係と調号の変化。
・共通音がどこにあるか。
・階名がどのように変化し、共通音の呼び名がどのように変わるか。

を一覧表にしました。
共通音をピヴォットとした転調前後のスムーズなメロディー作りをする時の助けになります。

それぞれ2段で一組です。
全ての1段目に共通の比較元としてCメイジャースケール。
2段目には12通りの転調先を臨時記号で記してあります。
「2段目に臨時記号のある音はその2つのキーに於いて共通音ではない」!!
これで共通音がどこにあるか一目瞭然ですね。

一応、読み方をば。

最初の譜例をとりあげますと、
「-2nd. Up / add 5 flats」
はですね、
「短2度上への転調は、フラットを5個増やしたことになる。」
と読み取ります。で、譜例ですが、
例えば「F」の音ならば、キーがCメイジャーの時には「ファ」ですがDbメイジャーでは「ミ」と呼びます。
と読み取ってください。

これがピンと来ない方は「
毎日したい音階練習」「たった4音で音階ペラペラ」を読んでみてください。

とりあえず、Cメイジャーを基準にした譜例しか作りませんでしたが、
12のキーで造るべきでしょうか?
で、メイジャー以外も造るべきなんでしょうか?
ジョージ・ラッセル先生の「リディアン・クロマチック・コンセプト」のテキストでは巻末に
「音名を沢山並べた紙」と「音階の音程関係に対応した位置関係で沢山の穴を開けた紙」
を組み合わせた計算尺みたいなのがオマケについてて、その問題を解消してました。
イマドキだとパソコンでヒョイっとみられるプログラムを作れるのでしょう。
誰かヨロシク。




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