2009年頃の古文書です
ぼちぼち現状に即して書き直そうかと(2019/07)
Q:どうも曲を吹けてる気がしない。譜面どおりに頑張っているのですが。
A:それは自分がナニをしたいのか判ってないからです。
譜面には音の高さの移り変わりと、各音の長さしか書いてありません。
音量とかテンポも書いてありますが些末なことです。
それは音楽ではありません。
つまり、高さと長さを再現したところで、それは音楽にはなりません。
自分がその曲を「どんな形に具体化したいか」のイメージができていれば
そこに向けて様々な作業を行います。それは高さと長さだけ、なわけはありません。
その曲を通して「ナニを具体化したいのか」のイメージも不可欠です。
音楽には動機が必要です。
それを満たすために音楽演奏という作業を行います。
自分が出した音をきっかけに、聞いた人が、そして自分が
どんな心持ちになりたいのか。
それを求める気持ちと実現する工夫と努力がなければ音楽はあり得ません。
先ずは、楽器を吹く前に、鼻歌で音楽になるように試行錯誤しましょう。
音程、リズム、グルーブ、、、
全ての扱いうる要素を声で実現するんです。
そうして初めて楽器で音楽を演奏できるはずです。
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